東京で子育てする商社マンのブログです。 日々の子育てで気づいたことを中心に書いていきたいなと。
ある程度の規模感がある企業なら、人事異動は避けられない。いわゆるJTCの当社の場合だと、なんとなく5年おき位で全社/本社/海外店を巻き込んだ大異動が起こる。The Great Reorganization といった所か。 今年はこれが起こる。
海外店駐在員の任期や、ビジネス環境の変化への適応などなど、この程度の頻度が適切というのが、現実解なのだろう。
2月頭になるとどこからともなく人事情報が漏れ出しきて、パズルを組むように全体の推測に入る。商社の場合だと海外店から乃帰任や後任配置があって、グローバル玉突き人事になっていく。このプロセスで昔の同僚と久しぶりに会話が盛り上がったりしてなかなか面白い。「あっ!そういう玉突きなのか!」と人事の妙に恐れ入ることもしばしば。2月の後半になると内示→正式発表→逐次異動の挨拶メールとなる。(サプライズがあるとしたらここ。)最近だとBCCで失礼しますとか言って会ったこともない人から挨拶メールが来るので、文化の変化を楽しんでいる。
入社当初にお世話になった先輩が今年で定年退職と知り、なんとも複雑な気持ちだ。時間は流れる。
企業は決済できなくなったときに倒産する。
帳簿上は黒字でも、手元の現金がないと決済できずに倒産。
いわゆる黒字倒産というやつだ。
子育てには金がかかる。それは周知の事実だ。
だから、子育てとその周辺に関する「カネ」の流れを把握しつけないと、
思いもしないところで「家計が破産」という状態になりかねない。
その点は企業も家計も一緒。
我が家は共働きで、お互いに稼いでいる金額が大きくは変わらない。
結婚当初、さんざん悩んだ挙句、「家計用口座」を導入することにした。
毎月その口座に一定額をお互いに振込、生活に関する費用はそこに紐づけたカードから支払っていく。
こうすると、家計資金ととお互いのプライベート資金を切り離されて管理しやすくなる。
家計さえまわっていれば、お互いが何を買ってもとやかく言わなくてよい気楽さもいい。
お互いの財布に手を突っ込まない代わりに、堂々と手を突っ込みあう財布を作るイメージ。
家計口座は「家計君」として、夫婦ではないもう一人の家族。
家計君の懐事情はいつも気になるので、家計簿アプリで把握してあげている。
https://zaim.net/
・Zaimに口座とカードを紐づけて、資金の出入りと家計簿作成を半自動化。
・その瞬間瞬間の残高と、次の支払いを把握できるので、うっかり家計君が破産するリスクを回避できる。
・似たような家族構成の家族と、費用比較ができるので、自分たちの立ち位置がわかりやすい。
・毎月の収入・支出をまとめて報告してくれるので、それを嫁さんにLineで共有しつつ、振り返りも可能。「家計君が教えてくれた」という体裁なので、話にもしやすい。
・ただ、Amazonの支払いは課目が曖昧なので、手動で課目を選択する手間暇がかかるのだけは難点。
生活費を割り勘にするシステムを導入している家庭には、是非お勧めしたいアプリだ。
余談だけど、夫婦間でどうやって生活費を負担しあっているかというのは、結構千差万別。気になって聞いてみても、全く同じ方法の人は見かけなかった。(家賃は旦那が負担、そのほかは嫁さんとか)心地よいところで線を引くというのは共通していたかな。
自分自身のBS,PLは別途作っているのだけれど、その辺の話は、またいつか。
子育てをきっかけに使い始めたサービスは「家具のレンタル」。
我が家はCLASを活用中。
ソファーを買いたかったけど、きっと子供が食べこぼし・飲みこぼすだろうと思ってレンタルを決めた。
3人掛けと1人掛けを一つずつ、併せて月々1万円くらいの出費になる。
買うことを考えると費用がちょっと掛かるのだけど、子供が多少汚しても、
「まぁ、結局レンタルだし」と優しい気持ちを維持できるのが最大のメリット。
これが買った物ならクリーニングやなんなら買い替えやで大変だし、
ソファーで食べるな飲むなと禁止事項が増えるばかり。
子どもに笑顔のまま、ささっとふき取っておしまいにできるのはありがたい。
ちなみにレンタル期間中に、別の家具に交換も可能だ。
そういえば我が家のソファー、もう1年借りたか。ちょっと気分転換に代えてみようかな。